資格&職種ガイド〈医療技術系編1−理学療法士・作業療法士〉
リハビリの仕事
今日の医療の現状は、昔のように医師や看護師だけで医療活動が進められるのではなく、多くの医療技術者が協力体制をとるチーム医療により、それぞれの専門知識や技術を生かして進められています。医療の現場では新しい知識や技術を身につけていることは当然ですが、それと共に豊かな人間性も要求されます。
国家資格取得にあたっては、高校卒業後に養成施設において多彩な内容の学習を修得しなければなりません。その養成施設の入試も当然難易度の高いものであるため、十分な受験対策が必要となってきます。
国家資格取得にあたっては、高校卒業後に養成施設において多彩な内容の学習を修得しなければなりません。その養成施設の入試も当然難易度の高いものであるため、十分な受験対策が必要となってきます。
リハビリテーション
医療には、病気やけがを直接治す治療医学と病気を予防する予防医学とがあります。そして、第三の医学として位置付けられているのが、戦後、主にアメリカなどから導入されたリハビリテーション(社会復帰訓練)です。障害者の失った機能を回復させたり、残存能力を最大限に引き出すリハビリテーションは現代医療において重要な位置を占めています。
リハビリテーションは、個々人が分担する役割を正しく行うことによって、はじめて機能回復・社会復帰が可能となります。責任の重さ、患者に対する心理的なフォローの難しさから思い悩むことも多いですが、長期にわたる治療の結果、元気に回復して退院していく姿を見るときの満足感はこの仕事だからこそ得られるものです。
リハビリテーションの活躍の場は、大学病院、一般総合病院、リハビリテーションセンターなどの医療機関や、特別養護老人ホームなどの福祉関係機関が主です。高齢化社会の進展にともない、老人性疾患などさまざまな障害をもつ人々が増加し、専門の療法士の必要性はますます高まっています。現在の医療体制のなかで、リハビリテーション部門がさらに充実していくことは必至で、これからは行政やスポーツ分野など新たな活躍の場も広がることが予想されます。
リハビリテーションは、個々人が分担する役割を正しく行うことによって、はじめて機能回復・社会復帰が可能となります。責任の重さ、患者に対する心理的なフォローの難しさから思い悩むことも多いですが、長期にわたる治療の結果、元気に回復して退院していく姿を見るときの満足感はこの仕事だからこそ得られるものです。
リハビリテーションの活躍の場は、大学病院、一般総合病院、リハビリテーションセンターなどの医療機関や、特別養護老人ホームなどの福祉関係機関が主です。高齢化社会の進展にともない、老人性疾患などさまざまな障害をもつ人々が増加し、専門の療法士の必要性はますます高まっています。現在の医療体制のなかで、リハビリテーション部門がさらに充実していくことは必至で、これからは行政やスポーツ分野など新たな活躍の場も広がることが予想されます。
理学療法士(Physical Therapist:PT)の仕事
理学療法士は、患者に対して従来なされてきた医師や看護師による身体的なCure(治療)だけでなく、精神面や社会的背景を考えに入れたCare(介護)を行いながら患者の社会復帰を手助けする、注目されている医療職の一つです。
理学療法士と作業療法士の仕事内容、目的には大きな違いがあります。理学療法士の仕事は、医師の指示のもとで運動機能・呼吸機能・循環機能などに障害のある人に対し、治療・訓練を行うことで身体の機能や能力の可能性を最大限にまで引き出し、社会生活に適応できるように専門家としての援助を行います。最近では、障害者に限らず、健常者には一次予防である健康増進のために適切な運動を行ったり、スポーツ選手には障害時の対応の他に障害の予防などを指導したりしており、予防医学の分野で積極的に活動しています。理学療法には主に運動療法と物理療法があります。
主な就職先としては、大学附属病院・総合病院や身体障害者リハビリテーションなどがあります。また、最近ではその技術を活かしてスポーツトレーナー関係の仕事に従事する人もみられます。今後は、社会福祉、在宅関係の分野への進出が多くなると考えられています。
理学療法士と作業療法士の仕事内容、目的には大きな違いがあります。理学療法士の仕事は、医師の指示のもとで運動機能・呼吸機能・循環機能などに障害のある人に対し、治療・訓練を行うことで身体の機能や能力の可能性を最大限にまで引き出し、社会生活に適応できるように専門家としての援助を行います。最近では、障害者に限らず、健常者には一次予防である健康増進のために適切な運動を行ったり、スポーツ選手には障害時の対応の他に障害の予防などを指導したりしており、予防医学の分野で積極的に活動しています。理学療法には主に運動療法と物理療法があります。
(1)運動療法……肘を曲げる簡単な運動から、歩行などのより複雑な運動、マットや固定式自転車などの道具を使った運動により筋肉を回復させます。さらに、獲得した運動能力を実際の生活場面で十分に発揮できるようにADL訓練(日常生活動作訓練)をします。
(2)水治療法……温水プールの中で浮力を利用して手足を動かします。
(3)温熱療法……患部を暖めて痛みを和らげます。
(4)電気・光線療法……低周波の電気・超短波・赤外線などを当てて、筋肉に刺激を与え、萎縮を防いだり、痛みを鎮めたりします。
作業療法士(Occupational Therapist:OT)の仕事
作業療法士の仕事は、身体、精神機能の回復をはかるために、様々な作業種目を用いて、家庭・社会活動への復帰を目指し、医学的治療や訓練をすることです。物理的手法を用いて基本的動作能力の回復を目指す理学療法士に対し、手芸・木工・園芸・演劇・ゲームなどの作業種目により応用的動作能力または社会適応能力の増幅をはかります。主な作業療法は次のようなものがあります。
主な就職先としては、大学附属病院、総合病院、特殊病院(小児・精神)、身体障害者リハビリテーションセンターなどの他、老人ホームや養護施設、身体不自由児施設などの福祉施設があります。
(1)機能的作業療法……つかむ、はなす、つまむなどの動作を通じて実際の日常生活や社会活動への適応を目指します。日常生活動作訓練は、さまざまな自助具の工夫が必要になり、さらに全体的な機能のバランスと耐久性を増加させる訓練につながります。
(2)心理的・支持的作業療法……身体障害者のほとんどが精神的な傷に悩んでいるため、具体的・生産的作業を通じて患者自らが立ち直ろうとする積極的な意志を失わないよう精神的な面から援助・指導をしていきます。
(3)職業前的作業療法……機能的作業療法と心理的作業療法を通じて得た患者の作業の質、持続性、能力や適性などのデータを基に障害者の職業参加に好ましい方向へ訓練を持っていきます。
理学療法士・作業療法士へのプロセス
理学療法士・作業療法士になるには、高校卒業後、法律で定められた養成施設で3年以上の勉強をして、国家試験受験資格を取得し、国家試験に合格することが必要です。
理学療法士国家試験概略
作業療法士国家試験概略

