医療の疑問 《Q&A》
理学療法士について
作業療法士について
診療放射線技師について
臨床検査技師について
その他
Q.高校の成績はあまり良くありませんが、理学療法士の学校に入学できたとして、ついていけるでしょうか?
Q.卒業後の就職先はどのようになりますか?
A.一般総合病院、大学病院、リハビリテーション専門病院、小児専門病院をはじめとして、保健所や研究機関・行政機関など、理学療法士の活躍の場は一層拡大しています。地域のデイケアセンターや保健福祉センター、ホームヘルパーやボランティアヘの指導、訪問リハビリ、家屋改造、そして車イスや補装具を作る上でも関わりを持っています。障害を持った人々と心を通い合わせながら進める『支える医療=理学療法士の仕事』は、今後もさまざまな場合で必要となってくることでしょう。
Q.作業療法士と理学療法士はどう違うのですか?
A.理学療法士は、主として病気や災害、事故等が原因で身体に障害が残り、日常生活や就学・就業が困難な人を対象に訓練や電気刺激などの物理的療法で基本的な運動動作能力の回復を図ります。それに対して作業療法士は身体、精神両面に障害を持つ人または加齢による障害(老人性痴呆など)のある人を対象に、より生活に近い作業、日常動作の自立訓練、職場復帰の準備を行い、身体の応用能力や社会適応能力の回復を図ります。
Q.作業療法士は他の医療系職種と比べて、特にどのような資質、性格が求められますか?
A.身体や精神に何らかの障害を持つ人を対象に仕事を行うのですから、患者の持つ可能性を最大限に引き出そうとする前向きな姿勢や明るい性格が求められるのは言うまでもありません。さらに患者一人ひとりの個性、特性に応じて、習っただけの治療を施すのではなく、自分の持っている知識と経験を最大限に生かし、創意工夫ができる創造性豊かな人が求められます。
Q.診療放射線技師になった場合、身体に影響はないでしょうか。特に女性の場合、妊娠に影響しないでしょうか?
A.医療法施行規則では、診療用放射線の防護・X線装置の防護・X線診療室などの構造・設置管理者の義務・放射線に対する許容度などが、多岐にわたって細かく定められています。その他、放射線同位元素などによる放射線障害の防止に関する法律もあり、正しく専門教育を受けた人が正しく法規を守って業務を行えば、何も間題はありません。
Q.診療放射線技師は、X 線だけを取り扱うのですか?
A.取り扱う放射線はX 線だけではなく、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、電子線などを含み、これらを診療用だけではなく、治療用にも用います。平成5年の法律改正によって、磁気共鳴画像診断装置、超音波診断装置、眼底写真撮影装置なども取り扱うことができるようになりました。幅広い分野での活躍が期待できる、魅力ある資格といえます。
Q.臨床検査技師の仕事は、時間的に不規則であったリ、危険はありませんか?
A.ミスの許されない慎重な作業を要求される仕事のため、規則正しい勤務体制になっていることがほとんどです。また検査によっては危険が伴うものがないとはいえませんが、予想される危険を回避する対策を各施設で採っていますので、定められた手順を正確に行うことにより、危険は防止できます。
Q.化学が苦手なのですが、化学を選択せずに受験できますか?また受験に不利になったりしませんか?
A.臨床検査技師養成所の受験には理科が不可欠です。受験科目の多少はあっても、理科は受験科目に入っています。化学が苦手ということですが、化学ではなく生物で受験できる学校も数多くあります。しかし学校に入学してからも化学は必要です。化学を避けて臨床検査技師になるのは難しいので、逃げようとせず前向きに取り組みましょう。基礎からじっくり学習すれば、必ずマスターできるはずです。
Q.臨床工学技士という職業を聞きましたが、仕事内容や将来の見通しなどはどのようになっているのですか?
A.臨床工学技士は1987年に法制化され、翌年施行された医療系の中では新しい国家資格です。心臓手術や人工透析治療の際、生命維持管理装置を操作して治療の補助を行ったり、医療機器の使用が常に安全かつ有効にできるよう保守・点検・管理をする仕事です。現代医療は高度に発達した医療機器を抜きには語れないため、大いに有望であるといえます。
Q.スポーツ医療に興味がありますが、どのような資格を取得すれば有利になりますか?
A.日本においては、大学・研究所で科学的トレーニング法の研究を行っている「スポーツ医学」の分野がありますが、いずれにしても正式呼称ではありません。その発祥から最も近い資格では、柔道整復師があげられます。また、鍼灸や理学療法などの分野からのアプローチも盛んになりつつあります。西洋医学の分野から理学療法士などの有資格者も多いようです。プロスポーツの場では、これら有資格者複数のスタッフが総合的に組織されています。
Q.「PT」・「OT」・「ST」などの略称を聞きますが、何の略称なのでしょうか?
A.「PT」は「フィジカル・セラピストPhysical Therapist」の略称で理学療法士、「OT」は「オキュパショナル・セラピストOccupational Therapist」の略称で作業療法士のことです。「ST」は「スピーチ・セラピストSpeech Therapist」の略称で言語聴覚士を指します。
言語聴覚士は以前は言語療法士と呼ばれ認定資格でしたが、平成9年12月の国会において「言語聴覚士法」が成立、翌10年に施行された新しい国家資格です。仕事は「言語や聴覚に障害を持つ人に対して、その機能の維持向上を図るため訓練等」を行います。
言語聴覚士は以前は言語療法士と呼ばれ認定資格でしたが、平成9年12月の国会において「言語聴覚士法」が成立、翌10年に施行された新しい国家資格です。仕事は「言語や聴覚に障害を持つ人に対して、その機能の維持向上を図るため訓練等」を行います。
Q.女性の体力でもリハビリの仕事はできますか?
A.もちろんです。実際に多くの女性が養成学校に入学し、国家試験に合格しています。患者の体を支えたりすることもありますが、一人で無理な場合には、看護師などを含めて複数のスタッフが協力します。健康な女性なら充分勤まります。
Q.浪人生でも推薦入試は受験できるのですか?
A.推薦入試には(1)指定校推薦(2)地域指定推薦(3)一般推薦(4)社会人推薦などがあり、通常(1)は現役生のみ、(4)は社会人のみ受験可能です。(2)(3)は現役生の他に「1浪まで」「2浪まで」「○○歳まで」と制限付きの学校もありますので事前によく調べてください。
一般に看護系よりも医療系の方が、浪人生が受験できる学校は多いようです。
一般に看護系よりも医療系の方が、浪人生が受験できる学校は多いようです。
Q.現在36歳ですが、年齢が高いと受験は不利ですか?
A.年齢制限を設けていない学校であれば受験は可能です。
医療系の場合は40歳前後あるいはそれ以上の方の受験も決して珍しくはなく、一概に年齢で不利になることはありません。
いずれにせよ、入試では基本的な事項が問われるので、ブランクを恐れず正しい対策と強い意志を持続できれば合格できます。
医療系の場合は40歳前後あるいはそれ以上の方の受験も決して珍しくはなく、一概に年齢で不利になることはありません。
いずれにせよ、入試では基本的な事項が問われるので、ブランクを恐れず正しい対策と強い意志を持続できれば合格できます。
