看護・医療系学校受験
東京アカデミーTOP看護・医療系学校受験TOP>看護系学校の疑問《Q&A》

看護の疑問 《Q&A》

学校について

試験について

勉強について

仕事について

Q. 大学・短大と専門学校は何が違うのですか?
A. では、簡単に違いをまとめてみましょう。
●大学
・4年課程(卒業までに必要な単位数124単位以上)
・卒業後は一般大学同様に学士という学歴が得られ、民間企業への就職もある。
・看護系の場合、大学のカリキュラムによっては、保健師・助産師・養護教諭・衛生管理者などの国家資格の同時取得が可能。看護教員になる人もいる。
・一般教養科目が充実しており、幅広い学習ができる。
●短大
・3年課程(卒業までに必要な単位数93単位以上)
・保健師・助産師学校へ進学する人もいる。
●専門学校
・3年課程(卒業までに必要な総授業時間数1700時間以上)
・実習が充実(全カリキュラムの約3分の1の時間数)。
・実践的な実技・知識の習得の場という要素が強い。
・卒業後は附属病院、関連病院へ就職する傾向が強い。
  ※4年課程で看護師と保健師の免許を同時所得できる学校もあります。
Q. 看護専門学校に修業年限4年のところがありますが、こういう学校は大学と同じような勉強をするのでしょうか?
A. 修業年限4年の看護学校のすべてが大学と同じ勉強をするわけではありません。修業年限4年の看護学校は、(1)定時制の学校、(2)看護師・保健師統合カリキュラムを実施している学校、(3)大学併修制度を導入している学校があります。(1)は、病院で勤務しながら看護師をめざす課程で、養成所3年課程のカリキュラムを4年間で学びます。授業は午前か午後の半日、または週3日などですが、勤務や授業形態は学校によって違います。(2)は、平成10年4月から始まったもので、看護師とともに保健師の勉強を4年間で行う制度です(看護師・助産師統合カリキュラム校はまだありません)。(3)は、提携大学とのダブルスクールにより、卒業時に大学卒業と同様の学士の資格を得ることができます。
Q. 受験に際しての学校選びのポイントは何ですか?教えてください。
A. 学校選択のポイントをいくつか簡単に紹介すると
(1)入試科目:一般に看護専門学校は2〜4科目入試、私立医療系は1〜3科目入試で出題、レベルも平易。大学・短大・国公立医療系専門学校は入試科目が多くレベルもやや高い。入試科目の変更が競争率に影響することもある。
(2)合格レベル:偏差値が目安となるが、専門学校の場合、試験日が他の学校とどう重なるかなどで変化を受けやすい傾向がある。また競争率も、その年の入試日程や入試科目(の変更)など様々な要因によって変化する。
(3)試験日:秋口から順次募集要項が発表される。複数の学校で試験日が重なることもあるため、注意が必要。
(4)就職先:看護学校選び≒就職病院選び。病院以外の就職が希望なら大学・短大のほうがよい。また国家試験合格率も確認しよう。
(5)授業内容:厚生労働省の規則が変更され、学校ごとに自由にカリキュラムを組める割合が大きくなった。どんな勉強ができるか確認しよう。
上記のような内容と自分の成績を加味して、目標校1〜2校、実力相応校2〜3校、すべり止め1〜2校ぐらいを目安に学校を決めましょう。看護学校は学校数が多いので、併願作戦が合否に与える影響は小さくありません。
Q. 専門学校を卒業しても大学へ編入できると聞きましたが、本当でしょうか?本当なら成績との関係もあり、とりあえず専門学校に進み、それから大学への道も考えたいと思いますが。
A. かつては短大卒以上の資格がなければ大学への編入はできず、専修学校(専門学校)を卒業してさらに大学で勉強を続けたい場合、大学1年に入学し直さなければなりませんでした。しかし、平成11年4月から専修学校専門課程の修了者の大学への編入が可能になりました(昭和51年専修学校制度発足以降のすべての修了者に溯って適用)。受け入れるかどうかは、大学側の判断で決定されます。看護医療系はすべての大学が編入学定員枠を設けているわけではなく、また編入学定員も少ないため、簡単には考えないほうがよいでしょう。
Q. 看護大学・短大卒と専門学校卒では、実社会に出て仕事の内容などが違ってくるのですか?
A. どちらも看護師としての免許や基本的な仕事内容は同じです。ただし、看護大学(4年制)ですと、医療全般や看護自体の理論などに関して専門学校より高度な学習・研究ができます。技術そのものは大卒でも専門学校卒でも経験によって上達しますが、体系的理論に裏打ちされた仕事を積極的に展開していくには、やはりより高度な教育を受けた者が有利です。また、大卒ですと、将来の指導的立場を期待する職場が多いようです。
Q. 看護学校卒業後、就職先は病院附属の学校の場合でも自由に選択できますか?
A. 原則的には自由に選択できます。ただし、入学に際し、学校または設置主体の奨学金(修学資金)を受けることが原則(卒業後、指定病院での勤務によって返済が免除)などの条件がつく場合もあります。
学校により条件が異なりますので、募集要項で確認してください。
Q. 病院附属の学校の場合、その病院が例えば精神科であれば、実習は精神科病院でいつも行うのでしょうか?
A. 実習は定められた時間数を、定められた各科において修めねばなりません。したがって、このケースにおいても、精神科以外の科については他の病院が実習病院となっており、そちらで実習をします。また、看護教育全般においても特定の科に偏ることはありません。
Q. 看護学校の合格は地元が有利で、地元以外では不利なのでしょうか?
A. 地域推薦および地元指定校推薦を実施している学校が多く、地元有利という話の根拠もこの辺に由来すると考えられます。確かに看護学校ではその学校の性格や設立の趣旨により、地元に残る看護師を何名か育てる方針の学校もあります。しかし、推薦制度によりそれを満たしている訳ですから、少なくとも一般入試では、地元有利ということはありません。九州出身者が北海道で合格した例もあります。
Q. 浪人生でも推薦入試は受験できるのですか?
A. 推薦入試には(1)指定校推薦(2)地域指定推薦(3)一般推薦(4)社会人推薦などがあり、通常(1)は現役生のみ、(4)は社会人のみ受験可能です。(2)(3)は現役生の他に「1浪まで」「2浪まで」「○○歳まで」と制限付きの学校もありますので事前によく調べてください。
 一般に看護系よりも医療系の方が、浪人生が受験できる学校は多いようです。
Q. 推薦入試と一般入試では、どちらが合格しやすいのですか?
A. 推薦入試と一般入試では、合否判定の基準が違い、比重の大きい順に並べると
 推薦入試…(1)調査書  (2)面接 (3)学科・小論文(作文)
 一般入試…(1)学科試験 (2)面接 (3)小論文(作文) (4)調査書
となります。
 推薦入試の中でも、一般公募制の場合、出願基準の評定平均値よりかなり高くないと合格できない学校もあります。また、指定校推薦の場合でも不合格になるケースがあります。
 一般入試の場合は、圧倒的に学科試験の比重が大きく、たまたま得意な問題がたくさん出て実力以上の学校に合格できることもあります。推薦で不合格の学校に、一般入試で合格することは珍しくなく、一概にどちらが合格しやすいとは言えません。
Q. ひとり何校くらい受験するのですか?
A. 一般入試では、平均4校前後、多い人で10校前後受験します。合格する確率を高めるには「ためし受験」「すべり止め」も含めて、様々なレベルの学校を4校〜7校併願しておくとよいでしょう。
Q. 養成所や短大の一部には、筆記試験以外に面接試験もありますが、面接が下手だと合格は厳しいでしょうか?
A. 確かに「面接を重視します。」という学校は数多くありますが、筆記試験の結果を無視してまで面接で合格させるという意味ではありません。面接では流暢に答えるのがよいのではなく、多少たどたどしくとも自分の意志・熱意を自分自身の言葉で伝えることが大切です。何事も苦手意識を持っていてはうまくいきません。常識的マナー(姿勢・服装・言葉遣いなど)を守った上で練習をすれば大丈夫です。東京アカデミーでも模擬面接等を実施し、サポートします。
Q. 私は高校の内申(評定平均値)がよくあリません。浪人して実カをつけても合格はやはり不利でしょうか?
A. 評定平均値は入試時点における受験者の実力ではなく、あくまで高校3年間全体のものです。また、学校によっても差がありますので、推薦入試を除いて著しく不利に働くということは考えにくいですし、そのために学科試験による学力評価があると考えるべきです。評定平均値が悪くとも、実力をつけて合格した浪人生は大勢います。
Q. 志望校の偏差値は55.0ですが、私の模試の偏差値は50.0でした。合格は無理ですか?
A. 偏差値というのは、目安に過ぎません。例えば東京アカデミーの模試で、ある学校の偏差値を55.0という場合、これはボーダーライン偏差値(合格確率50〜65%)を示しています。つまり、過去の統計から、この偏差値であれば100人中50〜65人が合格しているということです。
 したがって、自分の偏差値が50.0でも、合格の確率が下がるだけであって0%になるわけではありません。
(※模試によって、偏差値が示す学力レベルには違いがあります。注意してください。)
Q. 学校を卒業後、何年間もたっています。これから看護学校を受験しても年齢的にみて合格は無理でしょうか?
A. 結論から言いますと合格は充分可能です。かつては年齢制限のある学校も多かったのですが、今では極めて少数です。むしろ勉強から離れている点が心配ですから、しっかり受験勉強をしてください。なお、年齢制限のない学校でも、浪人生の合格実績が極めて少ない学校もありますので、看護系専門の予備校で進路指導を受けながら勉強されることをお薦めします。
Q. 現在36歳ですが、年齢が高いと受験は不利ですか?
A. 年齢制限を設けていない学校であれば受験は可能ですが、看護系の専門学校については同じ成績ならば年齢の低い方が有利なようです。しかし、学力的に優れていれば問題ありません。むしろ社会人としての経験が評価されるケースもあります。
 医療系の場合は40歳前後あるいはそれ以上の方の受験も決して珍しくはなく、一概に年齢で不利になることはありません。
 いずれにせよ、入試では基本的な事項が問われるので、ブランクを恐れず正しい対策と強い意志を持続できれば合格できます。
Q. 私は身長が153cmと小柄で、裸眼視カは0.08しかありません。これは看護師になるのに不向きでしょうか?
A. 学校によっては身長や視力等の制限を設けているところもあります。しかしその場合でも、身長は145〜150cm以上、視力は矯正で0.8〜1.0以上で何ら問題はありません。同じような悩みを持っていた人でも見事に合格されています。
Q. 受験勉強は1日に何時間くらいすればよいのでしょうか?
A. 勉強時間と理解度、覚えた量は必ずしも比例しませんし、個人差もあるので何時間勉強すれば合格できるとは言えませんが、合格者のアンケート等によると、平日は約3時間半、休日は約6時間半が平均です。しかし、勉強時間の長さより大切なのは、自分に合った計画をたて、それを確実に実行していくことです。
Q. 受験校の過去間題をやってみて解けなかった場合、やはり志望校を変えるべきでしょうか?
A. 過去間題は最低3年分は解いておきたいところですが、合否を見極めるためではありません。一般に各学校の出題には傾向やクセのある場合が多く、それを早目につかんで受験勉強の指針とするのが最大の目的です。志望校は模試の判定などを参考に慎重に選んでください。進路の先生に相談することをお薦めします。
Q. 浪人してでも看護師になりたいのですが、浪人したら成績が伸びるのでしょうか?
A. あなた自身の意志と努力があれば必ず伸びます。東京アカデミーでも毎年、難関校を含めて多くの合格者を浪人生の中から輩出していますが、そのほとんどが1年前には1校も合格できなかった人です。同じ目的をもった者同士で励まし合いながら勉強できる環境が全国屈指の合格率を支えています。看護師になりたい気持ちが強ければあとはあなたの努力次第で、それは他者が左右できるものではありません。自分の可能性を信じることから第一歩が始まります。
Q. 小論文と作文の違いについて教えてください。

A. 簡単に言うと、主観的な内容でもよいのが「作文」で、客観的・理論的な内容が求められるのが「小論文」ということになるでしょう。しかし、募集要項に「小論文」と記載されていても「作文」向きのテーマによって出題されることもあり、またその逆もありますので、テーマによって使い分けてください。「医療問題」「社会問題」に関するテーマは「小論文」と考えてよいでしょう。
 いずれにすせよ、
  (1)制限字数の80%以上は記入すること。
  (2)原稿用紙の基本的な使用ルールに基づいて書くこと。
  (3)高校で習った漢字を正しく使うこと。
 の3点は必ず守ってください。

Q. 数学の勉強ですが、問題はやはりたくさん解いておいたほうがよいのでしょうか?
A. やたらにたくさん解くことがよいとは言い切れません。公式や定理を身につけるための基本問題は忘れない程度にやればよいですし、本試験で頻出されるような標準問題は、常に繰り返し当たっておくべきです。ここまでのレベルに到達していれば、あとは問題をこなせばこなすほど、数学の実力は上がっていくでしょう。数学の学力の伸びはこの標準問題レベルの学力の定着度に大きく左右されます。東京アカデミー「オープンセサミ数学I・A」においては、★が基本問題、★★が標準問題、★★★が応用問題になっていますので、これをお勧めします。
Q. 看護の仕事に向き不向きはありますか?なりたい気持ちは強いのですが、向いているかどうか心配です。
A. 向き不向きがまったくない訳ではないのですが、現時点で看護職に就きたい気持ちが強いのならば、十分に向いていると言えます。看護の知識・技術を修めるために看護学校がある訳で、適性も多かれ少なかれその中で形成していくものです。あなたの看護職への強い気持ちが必ず後押ししてくれるはずですから心配はいりません。
Q. 私は保健師(助産師)になリたいのですが、どのようにしたらよいでしょうか?
A. 保健師または助産師になるには、まず国家試験受験資格を取得し、合格することが必要です。そのためには、
(1)保健師または助産師の受験資格が得られる看護系大学に入学し、卒業時に看護師受験資格と同時に取得する方法
(2)看護系短大・専門学校を卒業し、その後1年制養成施設に入学し、卒業時に取得する方法
があります。(2)はまず看護学校へ入るのが先です。保健師(助産師)の学校の入試科目は看護学校で習う専門科目(看護学)が中心となります。その他、専門学校でも修業年限4年の統合カリキュラムの学校もあり、大学同様、卒業時に看護師免許と同時取得する方法もあります。

Q. 私(男性)は看護師になるのが夢ですが、就職が限定されると聞きました。本当でしょうか?
A. 医療が高度化・多様化している今日、看護の職場に男性も進出するようになりました。その仕事はこれまで精神科や心身・精神障害者施設および救急センターが多かったのですが、リハビリ部門や手術室、さらには一般病棟でも積極的に求められるようになりつつあります。これからますます男性看護師の役割は重要となりますし、男性ならではの仕事を期待されています。